サステナビリティと地元の原料

サステナビリティ
素材はまずここで探します。島が供給できる限り、カナリアの果実を、カナリアの生産者から。オーガニックのラインは認証を受けており、最初から最後まで無理のない工程です。
使うのは本物の果実。香料も、濃縮果汁も使いません。果実だけです。
私たちのコンフィチュールの75%以上は、カナリアの果実を土台にしています。マーケティングの戦略ではありません。ランサローテ島で誰も使っていなかった果実を活かすところから始めた、その筋道を変えていないだけです。
使用しているウチワサボテンの実、バナナ、サツマイモ、アロエベラ液汁は100%カナリア産です。その他の果実も島で育つ品種ですが、つねに地元の生産だけでまかなえるわけではありません。
ガラスの瓶、金属の蓋、紙のラベル、そのうえに一枚の布。1993年から、私たちの包装はそれだけです。
パックを包むのは本物のセロファン、プラスチックフィルムではなくセルロースです。つくり手がほとんどいないため島の外から取り寄せています。費用はかかり、ほとんど気づかれず、そして土に還ります。
流行への答えだったことは一度もありません。プラスチックが話題になったとき、私たちには変えるものが何もありませんでした。
いま手がけていることです。どれも時間のかかる取り組みですが、向いている方向は同じです。原料をより自分たちで握り、捨てるものを減らすこと。
ウチワサボテンの自社栽培
ランサローテ島で、ウチワサボテンの有機栽培を始めたいと考えています。主要な原料の出どころを自分たちで管理し、外部への依存を減らすためです。実がなるまでに何年もかかるので、長い時間を見すえた判断であり、いまはその準備を進めています。
ウチワサボテンの種子油
ウチワサボテンを仕込むたび、種が残ります。その油の抽出を研究しています。医薬品や化粧品への応用が見込める油です。いまはまだ研究であり、製品ではありません。
ジン蒸留の後留
ジンの蒸留の最後に出る部分は、ふつう捨てられます。私たちはそれを取っておきます。まだ香りが残っているので、新しい製品を目指して試作を重ねています。
再び使えるものは、再び使う。
避けられる素材は、使わない。